「シーズン2」今後のバランス調整の方針(Ver.2.00.02)
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【Ver.2.00.02のバランス調整方針】
『鉄拳8』Season 2のアップデート(Ver.2.00.01)にて、新技の追加やキャラクター性能の大型調整を行いました。その結果、ゲーム全体のバランスが攻めに偏りすぎていると認識しています。
事前に皆さまにお伝えした方針や意図と異なる調整結果となってしまったことを鉄拳プロジェクト一同、深く反省しております。また、皆さまのご期待にお応えできずご迷惑をおかけしていることを心よりお詫び申し上げます。
プロジェクト内で慎重に協議を重ねた結果、今後は課題を以下のふたつに分け、段階的なアップデートを通じて順次改善していく予定です。
(1)早期に対応可能な課題の解消
(2)皆さまから頂戴した声をもとに、時間をかけて見直すべき課題の解消
4月17日(木)11:00[JST]配信の緊急パッチ(Ver.2.00.02)では、(1)のなかでも緊急度の高い不具合の修正を行います。あわせて、以下の方針に基づいたバトルバランスの見直しを実施いたします。(Ver.2.00.02のパッチノートの公開は、Ver.2.00.02配信直前となる4月17日(木)10時半頃[JST]を予定しております。 )
① 体力の最大値を増加し、一方的な試合展開で決着がついてしまう状況を緩和
攻撃偏重のゲームバランスや、空中コンボダメージの増加によってインフレ傾向にあるダメージ環境を考慮し、体力の最大値の引き上げを実施します。
この対応により、一方的な試合展開でそのまま決着がつきやすくなっている状況を緩和します。
② リターンが大きすぎる技への順次対応
攻撃性能やコンボ火力が全体的にインフレ傾向にある現状を踏まえ、早期に対応可能と判断できる部分から優先的に調整を行います。
特定のキャラクターに限った問題ではなく、全体的なインフレ傾向を問題として認識しており、この問題に対して今後も順次調整を行う予定です。
例えば、Ver.2.00.02においては以下の調整を実施いたします。
・有利な状況を連続して作り出しやすく、一方的な展開を招きやすい高性能な技のバランス調整。
・リスクに対してリターンが高すぎる技のバランス調整、など。
③ ヒートシステムにおける攻防バランスの見直し
現状、ヒートシステムによって攻撃側が得られる恩恵が大きすぎると判断しております。この問題に対して、以下の調整を行います。
・ヒートダッシュ使用時のダメージ補正を見直し。これにより、コンボダメージのインフレを抑制。
・ヒート発動技がヒットした際の攻撃側のメリットを保ちつつ、防御側にも対応の余地を持たせるよう硬直差を調整。
あわせて、「削りダメージ」にも以下の調整を実施します。
・ヒート状態中に加算される削りダメージを軽減。
・削り効果のある技については、ヒート状態で追加の削りダメージが発生しないよう調整。
※今後、技ごとの削りダメージ量の見直しを含めた調整を実施予定です。
【今後の調整について】
次回のアップデート(Ver.2.01)は5月中旬配信を予定しております。Ver.2.01ではいくつかのバランス調整を実施する予定です。主な内容は以下の通りです。
・空中コンボのダメージ緩和。
・ヒートバーストの性能見直し、など。
あわせて、4月17日配信予定の緊急パッチ(Ver.2.00.02)では対応しきれなかった以下の課題についても、引き続き調整を進めていきます。
・リスクに対してリターンが高すぎる技のバランス調整。
・有利な状況を連続して作り出しやすく、一方的な展開につながりやすい高性能な技のバランス調整。
また、5月中旬のアップデート配信後も、皆さまから頂戴したご意見・ご感想を真摯に受け止めつつ、キャラクターごとの突出した性能や、一方的な駆け引きが起きやすい状況の改善に、継続して取り組んでいきます。
引き続き、『鉄拳8』をよろしくお願い申し上げます。